【報告】第12回わくわくデフスポーツ体験を実施しました!
季節外れの陽気が続く中、2024年2月17日(土)18日(日)に東京都品川区明晴学園にて「第12回わくわくデフスポーツ体験」のイベントが実施されました。これはろう者の大学生が主体となって運営しており、ろうの子供たちが日本全国、そして世界で活躍するデフアスリートとの交流を通してさまざまなスポーツに出会う機会を提供するイベントです。
バドミントン競技は18日(日)に木村匠選手が指導者として参加し、多くのろうの子供たちと一緒にバドミントン競技を楽しみました。
小学高学年、中学年、低学年、幼児と4つのクラスに分かれ、それぞれのレベルに合わせた練習方法で進めていきました。ウォームアップとしてシャトルを持った鬼ごっこから始めましたが、罰ゲームがあるためか子ども全員が全力で声をあげながら楽しそうにコート内を走り回っていました。その後、個人個人にあったレベルで選手、スタッフとのラリー練習を続けました。また、最後に選手スタッフとダブルス組んでゲームで汗を流しながら楽しみました。
昼休みに各競技のデフアスリートたちが、それぞれの競技についてもっと知ってもらうミニ講演会があり、木村選手がパワーポイントや動画を使いながら、バドミントン競技のミニ知識など面白さを伝えていました。
バドミントン競技に参加した子どもたちから「楽しかったよ―!ありがとうね!」という言葉をたくさんもらいました。この子どもたちから未来のデフアスリートが出現できるといいなと思います。